脂質とは
脂質は体に蓄積されるエネルギーの源であり、人体を形成する為に欠かせない五大栄養素の一つ。
サラダ油、マーガリン、バターに多く含まれる。
1日に必要な摂取目安量は?
年齢によって異なりはするが、1日に摂取するカロリーの20~25%は脂質からとると良いとされています。
(1日の摂取カロリー目安は成人男性の場合、約2500kcalなので脂質は約65gが理想。)
脂質が不足するとどうなる?
・体力衰退
エネルギー源である脂質が不足すると、体力が落ち、疲れが取れにくくなり
さらには怪我が治りにくいといった症状を引き起こします。
・乾燥肌になる
脂質には体内の水分を逃がさない働きがあるので、脂質が不足すると肌にみずみずしさがなくなり、乾燥肌になります。
脂質をとりすぎるとどうなる?
・肥満になる
エネルギー源として蓄えた脂質が消費しきれず、蓄積されていくので肥満状態になります。
男性であれば体脂肪率が20%を超えていたら要注意です。
・動脈硬化
血液中の脂肪が増え、中性脂肪やコレステロールが高くなり、動脈硬化の発生を促進してしまいます。
動脈硬化は命にもかかわる脳卒中、心筋梗塞にも繋がります。
まとめ
いかがでしたか?知っているようで知らない脂質の重要性。ひょっとしたら「最近、体力が落ちたなぁ」、「疲れが取れにくいなぁ」という人は脂質不足かもしれません。
しかし、脂質は過剰摂取してしまう人のほうが多いです。脂質の過剰摂取は肥満や動脈硬化など、体に良くない状態に陥りがちなので適度な摂取を心がけましょう!